学歴フィルターがあるのは当然?そのわけとは!
こんにちはどさんこです。
今回は僕が以前からよく耳にしていた「学歴フィルター」について調べ自分なりの考えをまとめてみました。
まず初めに
私は学歴フィルターはあって当然だと思います。
「出身大学だけで判断されても、、、」と思う方もいるかもしれませんが、難関大に入る人と、Fラン大学に通う人では明らかに努力の量が違います。そして企業からするとその努力の量を示すもの、すなわち学歴がその人の能力を図るのに最適なのです。
また優秀な人材を可能な限り失敗なく集めたいという企業の思いもあり、fラン大学にも高い能力を持った方はいると思いますが、手っ取り早いのは高学歴を採用することでしょう。
学歴フィルターとは
学歴フィルターを知らない人に説明すると、学歴フィルターとは『日本の就職において、特定の大学進学者以外の者採用選考から外す』というシステムをいいます。
もっと簡単に言うと差別ですね。学歴による差別を企業が行うということです。
この前ツイッターで見かけた例としては、早慶がセミナーに申し込んだ画面では空席となっているのに帝京大学が申し込んだ画面は満席となっておりセミナーに参加できないというツイートでした。
このように学歴フィルターは実際に存在します。
どのレベルからフィルターをかけるかは企業によって様々です。
学歴フィルターがある理由
初めに書いたことですが、学歴がその人の努力の量、能力を測りやすいというのがあります。難関大に入る人というのは一定の期間、学業に本気で取り組んだ人です。そういう人は努力を継続して行うことができる、という企業からしたら評価するわかりやすい指標になります。
また、採用する企業の方々の採用業務を減らすという理由もあると思います。
例えば、Fラン大学には100人中1人しか優秀な人がおらず、その人を面接で合格させるために100人の面接を行うくらいなら、100人中70人が優秀な大学から選んだ方が1人採用するための労働コストが低いのがわかると思います。
実際、学歴フィルターをかける企業というのは大企業です。その企業に応募する人というのは数万人から数十万人になるそうで、これを一人一人面接するのはとんでもない労力と時間を使います。
他には、大手企業の上司や役員が高学歴志向であることも理由に挙げられます。役員はその年の内定者の出身大学のみを見て良し悪しを決めることもあるそうです。役員の機嫌をよくするためにも高学歴以外は採用しないという企業も多いような気もします。
学歴フィルターの基準
先程、『どのレベルからフィルターをかけるかは企業によって様々です』と書きましたが関関同立、MARCH以上の大学(旧帝大、早慶上智、MARCH、関関同立)はフィルターにかかることはほぼないそうです。
旧帝大・・・東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、九州大学、北海道大学、名古屋大学、同等偏差値の大学
早慶上智・・・早稲田大学、慶應大学、上智大学、同等偏差値の大学
MARCH、関関同立・・・明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学および同等偏差値の大学(2005年あたりからMARCHに学習院大学を加えてGMARCHとまとめる傾向がある)
最後に
ここまで学歴フィルターについて書き、何がいいたいかというと、「学歴フィルターがなくなることは無い!自分の将来を狭めないためにちゃんと勉強して良い大学に行け!」ということです。
しかし、親の家計の問題や、介護の問題で、行きたい大学に行けず学歴フィルターに引っかかってしまうこともあると思います。実際私の周りでも何人かそういう人がいます。
私は今、学歴フィルターに引っかかるような大学に通っていますが、親が許せば浪人して良い大学に行きたかったのが本音です。ですが、現実はそううまくは行きません。同じような境遇の人がいると思います。そんな人はどうすれば大企業に入れるのか。それは学歴フィルターを突破するしかないと思います。
明日はその学歴フィルターの突破方法を書いていきたいと思います。